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デザイナーとして事業会社に3社勤めて体感した、事業会社の違い

f:id:kogoshi:20190110203446p:plain 初めまして、こんにちは!
11月末に中途入社しました、古後と申します。
社会人6年目になります。

簡単にキャリアの紹介をすると、

  • 1社目は、ナビサービスの会社にエンジニアとして入社(後にデザイン部へ転部)
  • 2社目は、人材サービスの会社にUIUXデザイナーとして入社
  • 3社目は、クラウドワークスへUIデザイナーとして入社

という感じ。

一見、業界も職種も微妙に違いバラバラな印象を受ける3社ですが、ある共通点があります。
それは、ITの事業会社であるということ!

事業会社とは?
ググっても良い感じの説明が出てこなかったですが...ここで言う「事業会社」とは、「自社製品/自社サービスを持っている企業」と思ってください。

自社サービスを企画する/育てるのが大好きな私は、6年間一貫して、そういうことができる環境に身を置いていました。

-では、どの事業会社も同じなのか?

答えは、どうやら違うようです。
実際に複数の事業会社で働いて、会社の性質や抱えているサービスによって、考え方、働き方、大事にしていることなどが異なると感じました。
3社渡り歩いたからこそ気づけたことを、自身の内省も兼ねてまとめてみようと思います。
あくまで私が所属していたタイミングの、所属していた事業・チームでの状態を主観的に比較したものですので、所詮、1つの経験談とご理解ください。


事業会社同士を比較して〜違うと感じた観点〜

※どれが良い、悪いと言う訳ではなく、あくまで相対的に比較して感じたことです

1. サービスのターゲットによる違い

「ターゲット」と言ってもざっくり、BtoBかBtoCかというジャンルの違いで比較してみました。

サービスのターゲットによる違い

主にBtoCを扱っていたA社(BtoBも少しやっていましたが)は、大事にしているユーザー= 主役が常に1人。そのため、シンプルに「どうすればユーザーが喜ぶか」を考え抜くことができ、施策もどんどん打てるような印象でした。

対して、BtoCでありBtoBでもあるサービスを展開していたB社は、主役が複数存在。 「Cのために、こんなことができると良いよね」と言うアイディアが生まれても、「いや、それはBのことを考えるとこんなリスクが生まれるよ」と言うことが度々起きていました。とても複雑な体験設計を経験できる環境だったと思います。

C社のBtoBtoCについては、まだ入社間もなく研究中のため、割愛させていただきます。 (上記2社とはまた違う空気を楽しめそうで、わくわくしています^^)

2. サービスの収益モデルによる違い

・・・とは言っても、私自身がビジネスに明るくないので、以下の記事を参考に分類してみました。

ferret-plus.com

収益モデルによる違い

主に会員制サービスを展開していたA社は、ビジネスを成長させるために追う指標が会員数。 「どうしたら非会員に、会員になるメリットを伝えられるか」という議論が活発に行われいていました。 職種に関わらず皆が「CTR」や「CVR」という言葉を使っていたので、比較的マーケティングに関する知見が広げられる環境だったように感じました。

対して、マッチング系の人材サービスを展開していたB社とC社は、ビジネスを成長させるために追う指標がマッチング率。 マッチング率を上げるには、どうしたら良いのか? サービスを心地良く使ってもらえれば良いのか?ではどうしたら心地よくなるのか?などなど、課題を掘り下げるような議論が多かったように感じました。 仮説に数値的根拠を裏付けるのが難しい場合が多かった為、ユーザーのインサイトを調査するような定性調査が活発に行われていました。 「実際にユーザーに会って声を聞きたい!」が叶いやすい環境だったと思います。

3. 会社の規模による違い

プロダクトに関わる人数やデザイナーの割合・サービスの規模によっても変わりますが、ここでは単純に社員数のみで比較してみました。

会社の規模による違い

社員数が500人未満であるA社とC社は、社員が少ない分、POやGM、経営陣などのステークホルダーとの距離が近いです。 事業会社は「自分で企画提案して、作る」ことができる(可能性がある)という特徴がありますが、よりチャンスに恵まれやすい環境かと思います。 また、ステークホルダー自体が大企業よりも少ないので、その分スピーディに施策のPDCAを回すことができる印象でした。

対して社員数が1,000人以上のB社は、ステークホルダーとの距離が遠く、人数も多いです。 その為、手を挙げたい時は企画力と提案力が求められそうです。 また社員数が多い分、スキルシェアなどの人による刺激が多い印象でした。

4. 人による違い

これは事業会社に限った話ではないですが、働いている人がどんな人かというのも、違いを感じる観点の1つでした。 チームでものづくりをすることが多い事業会社では、チームワークがどんな形態かで、成果物であるプロダクトが変わります。 自分がどんな姿勢でプロダクトに向き合い、どんな人と共にものづくりを楽しみたいのか。ハッピーなデザインライフを送る上で、大事な観点だと思うようになりました。

最後に

いかがでしたでしょうか。
以上が、私が3社の事業会社を経験して感じたことです。
「事業会社」と一口に言っても、サービス、会社などによってプロダクトへの向き合い方が変わるということがお分かりいただけたかと思います。

どの会社が良い・悪いとかではなく、「自分がどういうものづくりを行いたいのか」によって会社やサービスを選べると良いのかもしれません。この記事が少しでも、事業会社へ興味を持っている方のお役に立てたなら嬉しいです。


ここまで読んでいただきありがとうございました。 私たちクラウドワークスは、ものづくりを楽しめる仲間を募集しています。 良かったらWantedly覗いてみてください!
ではまた来週!

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